2013GWキャラバン(その1) 登別・洞爺

1日目   室蘭〜登別〜オロフレ峠〜北湯沢〜伊達

朝、目覚めると本日も相変わらず曇り空で、風が強く寒い。
予定通り伊達時代村に行くか悩んだが、まずは現地に行ってから考えようと、朝食を済ませ道の駅を後にした。

登別へと向かう国道36号シーサイドウエイは横風が強く車体を揺さぶられる。
国道から登別温泉方向に向かい、伊達時代村入り口付近に駐車公園を発見。
上り坂の途中であるが、駐車場はフラット。水洗トイレもあるので車中泊に良さそうだ。
これまで苫小牧〜室蘭間で車中泊に良さそうな場所がなく、いつも室蘭の道の駅に泊まるしかなかったが、今後はここで決まりそうだ。

さて、伊達時代村の駐車場に着いてみると、昨夜道の駅に泊まっていたアミティが2台いた。

天気の方は相変わらず強風で、しかも時折雨がまじり始めた。
残念であるが、今回は予定を変更して、久しぶりの登別観光をすることにした。

まずはクッタラ湖へと向かう。
クッタラ湖へと向かう道路は車幅2メートル以上の車は通行禁止である。
私のクレソンはワイドボディ車ではなく、車検証上は車幅201cmと、1cmオーバーしているが、これはサイドオーニングの出幅分で、実際の車幅ではないのでOKとした。

実際走ってみたが、各所に離合場所がある上、特に離合できないような道幅ではなく、他の2m以上のキャブコンでも走行可能のような道路であるが、そこは規則は規則、いたしかたないのかな・・・

クッタラ湖に到着。
路肩にはまだたくさんの雪が積もっていました。

クッタラ湖はカルデラ湖で、摩周湖と同じく流入する川も、流出する川も無い湖です。
ひっそりと佇む神秘の湖といった感じです。(ロールオーバー)

クッタラ湖から登別温泉街に向かう途中にある大湯沼です。
湖底からグツグツと温泉が湧きだしています。
箱根や別府にあるアレと同じです。


隣接する日和山からは轟音とともに激しく蒸気が噴き出しています。
地球のパワーを感じます。

大湯沼駐車場は有料です。
410円ですが、地獄谷と兼用ですので、温泉街や地獄谷、そして大湯沼川の天然足湯に行くのであれば必須であり、料金としてもそれほど高いものではありません。

大湯沼には大きな沼の大湯沼と小さな沼の奥の湯沼があります。
どちらも硫黄の匂いが強烈です。

この大湯沼から温泉が流れ出して、天然足湯の大湯沼川となります。

天然足湯まではココの駐車場から徒歩で5〜10分くらいでしょうか・・・
大した距離ではないので、頑張って歩きましょう。

道路から脇道に入り、降りていくとまずは左手に大正地獄が現れる。

大正地獄は枯れては生き返り、七変化を繰り返し未だに健在ってことか・・・
面白い温泉ですな。
人生もこうありたいもんですなあ(笑)。

大湯沼川からの流れと大正地獄からの流れが合流し、天然髭右へと流れて行きます。

温泉の成分が岩肌を侵食して流れて行きます。
温泉成分により岩が茶褐色や黄色く変化している部分があちらこちらにあります。

侵食を繰り返し、川は天然足湯へと流れて行きます。
やがて滝壺のお湯だまりとなり、天然足湯を形成しています。
滝壺には大正地獄以外にもどこからともなく温泉が流れ込んでいて、成分により岩を黄色く塗り替えています。

この時期としては寒いので、防寒対策は万全です(笑)。
マジで寒い一日でした。
こんな日には温泉はありがたいです。
天然足湯には木を組んでいて、座ったりできます。
お湯の温度はぬるめですが、季節により温度が変わるそうです。

天然足湯から温泉街へと下って行くと赤褐色に爛れた地獄谷があり、硫黄臭と蒸気に溢れています。

しかし、昔に比べたら蒸気の勢いが衰えているような気がするのは私だけでしょうか?
何となく昔は、もっと激しかったような気がします。
あくまで、個人的感覚ですが・・・

しかし、温泉は相変わらずグツグツと激しく噴出しています。

温泉街にはあちらこちらに鬼の像があります。

こちらは顔つきも優しそうな親子鬼。

温泉街の中心部には源泉公園があります。

3時間ごとに噴出する間欠泉があります。
一回の噴出が50分ほど続くそうです。
強く噴出しているときには蒸気で真っ白で何も見えませんが、沈静化してくると、湧き出している様子が見えます。
何よりも凄いのは、噴出しているときの音です。
まるで地獄太鼓のようなドンドコドンドコって感じの音とともに湧き出してきます。
初めは太鼓の音を録音して流しているのかなと思ったほどよく似ています。


登別温泉を後にオロフレ峠を通って北湯沢方面へと向かいます。
峠に差し掛かるにつれ雨が雪に変わってきました。
しかも、頂上付近になると道路わきの積雪で道幅が狭まっているばかりか、覆道内はアチコチで積雪、路面はアイスバーンとなっているではありませんか!
私は北海道在住であるからこそ内地の方達のように夏タイヤでの雪道の、しかもアイスバーンでの走行経験はないので少しビビりました。

オロフレ峠はまだ春遠し・・・って感じでした。

峠も頂上を超え、壮瞥側に下っていくと眼下には一面洞爺湖が見えてきます。
広い駐車場があるので寄ってみました。
彼方には洞爺湖全景が見えます。

壮瞥へ下った後、北湯沢へと向かい、本日の立ち寄り湯「名水亭」に到着です。
ここでも北海道じゃらんのクーポン利用で半額です。

目の前を流れる長流川も温泉の色で緑色の流れになっています。

北湯沢から伊達市へと向かい、今夜の宿泊は「道の駅だて歴史の杜」です。
かなり多数のキャンカーが車中泊のため立ち寄っていました。
今夜も風は強そうですが、車の揺れは昨夜ほどではありません。

今夜もグビグビzzz・・・


          

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