2013 NewYear Caravan ニセコ

2013.01.03〜01.04

1日目   自宅〜留寿都〜真狩〜ニセコ〜蘭越

2013年も明け、どこ行く予定もなく正月休みで家でボーっとしていたが、前日突如カミさんが道南の温泉に行きたくなったとか言い出した。
翌朝目覚めて道南は1泊では冬場はチト遠いなあ・・・ってことで。まあ、ニセコの温泉でも行くかあ。。。。となり、午後から買い物した後に出発。


行先は古びた昔ながらの温泉にしようと思っていたが、とりあえず今夜の宿泊地は最近いろいろと知れ渡り、混み始めたので、いつものヘリポを避けて他に泊まることにした。
そこで、急浮上したのは、今年度は会費納入してもキャンカーショーにも行かず、全く利用してなかった「くるま旅くらぶ」を利用すべく、湯YOUパークに泊まることにした。

実は湯YOUパークに泊まるのは初めてのことである。
これまで会費を払ってはいたが、利用するのはキャンカーショーに入場するのみで、それ以外の恩恵は被ったことはない。
しかも、昨年は仕事の関係でキャンカーショーにも行っていなかったので、更新前に何か足跡を残すべく、今回は昆布温泉「幽泉閣」に泊まることにして予約した。

自宅を出発してから西に向かうため、午後の陽ざしが眩しいいい天気。
しかし、西に進むにつれ、天気は怪しくなってきた。
留寿都を通過するころには雪模様となり、真狩ではいつもの吹雪と化した。

その先、ニセコへと向かう国道は猛吹雪となり、行く手の視界を遮られる。


ニセコに入る頃には先行車のテールライトも見えないくらいの視界となり、対向車のヘッドライトさえ直前まで視認できないほどの猛吹雪。

特に最近の車はテールライトがLEDの車が多いせいか、熱を持たないため、巻き上げて付着した雪が融けずに点灯しているにもかかわらず、全く視認できないことが多い。

天候は悪かったが、予定通り今夜の宿泊地に到着。
湯YOUパークにチェックインして、温泉に浸かる。
温泉はツルスベ系で心地よい。
内湯も色々な温度の浴槽があり、体が温まる。
露天風呂は熱からず、ぬるからず、長湯ができる温度である。

湯YOUパーク利用は無料で、おまけに無料休憩所には飲食物持ち込み自由とあって寛大な宿である。
除雪も朝まで来ないし、来ても除雪車が勝手に車を避けて除雪していくので特に移動の必要はないとのことなので楽ちんです。

湯YOUパークは風呂から上がって即飲みできるのが一番のメリットかな・・・?
いつものヘリポも魅力的だが、ここも次なるニセコの拠点になるかもね・・・

2日目   蘭越〜ニセコ〜真狩〜留寿都〜洞爺〜北湯沢〜自宅

朝8時に目覚めたが、まだ除雪車は来ていなかった。
目の前はJR昆布駅だが、函館〜札幌間の主な列車は千歳線を走るので、ここを通るのはローカルばかりとあって、全く駅前を感じさせないほど静かであった。

朝、8時半頃除雪車がやってきて、駐車場内の車をすり抜け、除雪して立ち去って行った。

朝食後、温泉情報を収集すべく道の駅ニセコビュープラザへ移動。
今日も凄い吹雪で行く先の視界を遮られる。

今日はニセコの古くからの温泉に行こうと、鯉川温泉を予定していたが、電話してみたら、本日は露天風呂の掃除のため夕方からしか利用できないとのことで断念。
次に考えていたアンヌプリ温泉「湯心亭」に電話してみると、同じく清掃日のため夕方からの利用になるとのことで断念。

残念であるが、きっと正月3が日のお客が引け、どこも風呂清掃日にしているのだろうと断念して、道の駅でニセコ特産の野菜類を購入して帰路に就いた。


ニセコから真狩への道は昨日と同じく猛吹雪で特に視界が悪い。
留寿都に着くころには、時折薄日が差してきた。

11時ころ留寿都に到着。
天気も良くなってきたので、ルスツ温泉に立ち寄ることにした。
なんと、ルスツ温泉は昨日まで休業で、本日11時から新年の営業ということで超ラッキー!
新年一番乗りとなった。
ここは小さな温泉であるが、200円でしっかりと温泉に浸かれるので嬉しい。

だんだん晴れ間も広がってきて、周囲の雪景色も眩しくなってきた。
ならばと、時間も早いので洞爺湖を周遊して帰ることにした。

留寿都から南下を始めた途端に天気は一変して、また猛吹雪と化した。
しかも今回のキャラバンで最悪の視界となるほど一寸先も見えない猛吹雪。
しかも両サイドは広大なルスツの畑とあって、地吹雪も交じり対向車も道路も全く見えない。
路端の↓を頼りに洞爺を目指す。
R230途中から洞爺湖畔へと道を下る。
猛吹雪の中、路端の雪にクレソンの足をすくわれ、体制を崩し危うく滑りそうになる。
一瞬、歩道に左前輪を乗り上げたようだ。

洞爺湖畔のセコマで昼食休憩。

クレソンのリアは雪を巻き上げ、雪だるま状態。
まるで、バカ殿さまの顔のようである。

洞爺湖八景も、吹雪の中、何も見えず・・・である。

よく考えてみたら、1年前のこの時期も今回と全く同じルートのキャラバンだったことに気付いた。

1年前と同じように大滝村の元祖きのこ王国に立ち寄って帰ろうと思ったが、残念ながら閉店中で4月のリニューアルオープンまで閉店らしい。

それからは天気も納まり、美笛峠に近づくころには往路と同じく何事も無かったような晴れた良い天気であった。

同じ北海道でこれほどまで天気が違うのを改めて感じたキャラバンであった。

   

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