ショックアブソーバー交換

ランチョRS9000XL

クレソンの走行距離も63,500Kmに達し、ショックアブソーバーもそろそろへたってきた感じなので、そろそろ交換することにしました。
長年愛用してきた純正からどうせ交換するならと、強化ショックアブソーバーへと交換する事にしました。
実は以前、定番のランチョRS9000Xが8,000円ほどで売られていた時に買おうかと思っていましたが、躊躇してるうちに売り切れとなり、以後時々物色していたのですが、廃盤となり、以後RS9000XLへとバージョンアップされて登場したのはいいのですが、価格が跳ね上がり、ちょっと手が出ませんでした。
それならばランチョよりもビルシュタインにしようかなと悩んでいた矢先にランチョの価格も改定され、下がり始めました。
最近ではかなり安くなり、以前のRS9000Xほどまでは下がりませんが、まあいっか〜・・・ て感じで交換する事に。


AC誌で見たところ、キャンカーパーツ販売のロータスRVが1本11,650円と出ていたので買おうと思いましたが、近々北海道キャンピングカーショーに出店するのでそれまで待つことにしました。
当日、出店ブースへ行くと持ってきてないとのことでガックリ。しかも、在庫があるかどうか分からないとのこと。
帰ってから在庫があれば代引きで発送するとの事で、お願いした。
少し安くしていただき、1本11,100円x4本プラス送料1,050円で代引き手数料はサービスするとの事であった。


2週間ほどしてショックが届きました。
現物を確認したところ、フロントの品番がRS999214でリアがRS999119でした。
RV SHUEIのネットで調べていた品番では適合表によるとLY280カムロードはフロントがRS999250でリアがRS999335となっています。
これは間違いじゃないかと思いすぐにロータスRVに電話をすると、「箱のラベルが車種とあっていれば、メーカーで専用にチューニングして出してきているものなので間違いありません。品番は気にしなくて結構です。」との事で、一応メーカーに電話して再確認して連絡するとのこと。
数分後に連絡が入り、「メーカーにも確認しましたが、先ほど言ったとおりの回答であり、間違いありませんので安心してお使いください。」とのことであった。
おそらくシェルやロッドは3種類の中から適合するものを組み合わせ、車種用にチューニングして品番を振っているのであろう。
ロータスRVではメーカーに今回在庫がなくて、手持ちの同等パーツでワンオフで組んだのか、もともとこのように手持ち部品組みして車種ごとにチューニングして販売しているのかであろう。
気になる方は値段も変わらないし、送料サービスなのでRV SHUEIから購入した方が良いかも知れない。
さて、前置きが長くなったが、いよいよ交換作業である。

車の下に潜らなくてはいけないので、専用の物がない方はビニールシートやグランドシートがあると汚れなくて便利である。
箱の中にはショックアブソーバーは縮めて固定されて入っているので、ロッドを捻るとショックは伸びてきます。
ショックアブソーバーには赤いジャバラは被っていないので、取り付け前に自分でかぶせなくてはいけません。

さて、ショックを交換するに当たり、コンビネーションレンチやメガネレンチを数種類のサイズ用意してみたが、実際に使用したのは14mmと17mmだけであった。
あとモンキーレンチが1本あれば十分である。

リアはジャッキアップはせずに、そのまま下に潜りショックの上のボルト&ワッシャーと下のボルトとナットとワッシャーを外せば良い。
至って簡単であるが、左リアは作業性が良いが、右リアは反対向きに付いているうえ、マフラーが邪魔してクリアランスが少ないので少し作業がしにくいだけで基本的に左と同じである。

上は14mmのコンビネーションレンチで。下は17mmのコンビネーションレンチでそれぞれ外す。

上側はシャーシフレームに直接ボルト止めしてあるので、ナットはない。(14mm)

下側はブラケットのハウジングに片側からボルトを貫通し、反対側からナットで止めているので、ボルトとナット、ワッシャーを外す。(17mm)

リアのショックはそのままでは付かない。下側の取り付け部の赤いウレタンブッシュの幅がブラケットのハウジングの幅よりも広いためだ。
正規にはオプション販売されているカムロード専用のマウントアダプターと呼ばれるブッシュに交換するのだが、無駄なお金と手間をかけたくないので、ブッシュの両端をグラインダーで少し削り、ブラケットに入る幅に加工してやればOKである。
どうしても正規にやりたい堅物の方は、ちなみにRV SHUEIでは専用マウントアダプターがオプションであるが、バンテックパーツセンターで販売されている物は価格は少し高いがセットになっているようである。

取り付けは上側を仮止めした後に下側を取り付けるわけだが、ショックが伸びきった状態では付かないので、下側からショックを縮めてブラケットに押し込み、ナットを穴に貫通させなくてはいけない。
これが、とんでもなくキツイ作業である。
まるで昔はやったブルワーカーをやって鍛えるようなモノである。体力に自身がない人は覚悟した方が良い。
コツとしては縮めて一気にボルトを貫通させようとしても穴がなかなか合わずに、ただ単に体力を消耗するだけなので、縮めて大体の穴の位置に来たときにボルトを入れる反対側の穴からドライバーなどを差し込んで穴の位置を調整すると楽にボルトを差し込めるのでお勧めする。
間違えても減衰力調整ノブを最強位置でやらないように。死ぬ目に逢いますぞ(爆)!
CCW(反時計方向)いっぱいの位置が一番軽い位置です。即ち減衰力1です。
下側のボルトが無事に貫通したら、ワッシャーとナットを締めて、上側の仮止めのボルトも確実に締めて左リアは完了です。

右リアは位置的に作業性は悪いですが、手順としては左リアと同様に実施すると完了です。

さて、フロントの交換であるが、フロントはジャッキアップしてタイヤを外さないと交換できないので、硬く舗装された平らな面でサイドブレーキを引き、輪留をし、ジャッキが万が一落ちた時の危害予防に馬やブロックなどしっかりと安全対策をし、念のため外したタイヤはフレームの下に入れ、何重にも安全を確保した上で作業することが重要です。

指定ポイントにジャッキをあてジャッキアップし、タイヤを外すとフロントショックが見えます。
写真は左フロントです。
ショックの上側はブラケットのハウジングに頭頂部のロッドが挿入され、ブッシュ等で挟ナットで上から固定されています。
下側はリアと同じくブラケットにボルトで貫通させ、ナットとワッシャーで締められています。
下側を外した後に上側のナットを外しますが、その際に上側はロッド自体も回ってしまうので、ロッドの頂部をモンキーレンチで固定して動かないようにしてナットを緩めるのがコツです。

さて取り付けですが、ロッドの頂部は付属のブッシュでブラケットを挟み込みます。ブッシュはブラケットの穴の大きさにより挟む面を穴の大きさにあった凸の方で挟みます。
ショックを縮め、ロッドをブラケットの穴に差し込みます。

ショックの下側をブラケットにはめ、ボルトを貫通させ、ナットとワッシャーで挟みこみます。
ショック頂部にナットをはめ、固定します。

この時、外したときと同様にロッド自体が回ってしまうので、ロッド頂部をモンキーレンチで固定し、回らないようにして14mmコンビネーションレンチでナットを回し、固定します。
(写真は右フロントの時の写真です。)
ショック上下を確実に固定したのを確かめた後、タイヤをはめ、安全対策でかましていた馬やブロック等を外し、ジャッキダウンします。
ジャッキダウンした後、ホイールのナットがしっかり締めこまれているか確認しましょう。
以上で左リアの交換は完了です。

右フロントも左フロントの時と同様の手順で交換します。

ショックアブソーバーの下の位置にある赤いダイヤルが減衰力を調整するダイヤルです。
柔らかい方から硬い方へ1→9まで時計回りに9段階の減衰力調整が可能です。
初めから硬くセッティングするとへたりの原因になるので、初めは柔らかい方で慣らしを行い、徐々に硬いセッティングに調整し、好みのポジションを探し出しましょう。
ちなみに私は、とりあえずフロント・リア共に中間の5に設定して慣らしを行っています。

作業をする前には一度下回りを洗浄してから作業することをお勧めします。
今回、私はぬかるんだドロンコ道を走行後、洗浄もせずに下に潜り、作業したため、目に埃は入るし、頭の中は上から落ちてきた泥でジャリジャリになるは、酷い目に逢いましたので、ぜひとも下回りを綺麗にしてからのほうが気持ちよく作業ができるでしょう。

以上、作業を実施するに当たり、必ず安全を十分に確保した上で、自己責任において作業する事が大前提となります。


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